継続は力なり。今まで生きてきて嫌という程理解している言葉。でもなかなか実行に移せないのが現状。学生だった頃もっと勉強しておけば良かったとか、斜に構えてる時間があればテニスをもっと楽しめばよかったとか。一昨日行った美容室でスタッフとその話に花が咲いた。タイムスリップ出来たら学生時代の自分に忠告したい。何しとんねん。時間もったいないやろと。
そんな自分でも唯一11年続けていることがある。DVDを見ながら行うなんちゃってヨガ。太陽礼拝から中級と書かれているレベルのものだ。
ブリッジ
ヨガのDVDを参考に仕事の日以外は朝柔軟をしている(仕事の日は”太陽礼拝”や肩のストレッチで終わってしまう)。それに組み込まれているブリッジが出来たのは始めてから3年程経ってからだ。父の遺伝子を強く受け継いだ身体は鋼のように硬い。そんな自分が出来た時は本当に嬉しかった。
最初子どもたちにt続くものかとからかわれた。でもほぼ毎日ヨガを続ける姿にそのうち何も言わなくなった。今はブリッジしてる姿に息子が化け物だと言ってくるくらいだ(笑)
フラフープ
少し前アマゾンでフラフープを検索するようになった。そのうち材質、値段、コメントを何度も読んでいる自分にうんざりし、検索してる時間が勿体ないと思って購入した。何度も検索すること自体、欲しい、購入しようと潜在意識レベルで決めていることなのだ(それを職場の同僚に話したら共感しあえた)。
最初にそれが目に入ったのはYouTubeでのBTSのバラエティー番組?。退勤するため色々なお題をクリアしていくという回。そのお題の中にフラフープを回しながら数メートル歩きベルにタッチするというものがあった。その残像が潜在意識に残ったと思われる。
それからどれほど経ったかは分からない。ある時そういえばフラフープ回せないよな。一生回せなくていいのかと思うようになっていった。腰回りダイエットにも効くみたい出し、と色々理由くっつけて自分を買う方向へ導いていった。
挑戦してもうすぐ3週目に入る。購入したのは昔と違って輸送上の理由だと思うが組み立て式のフラフープだ。大きさを調節できるのが有難かった。今は子ども用サイズで練習している。やりすぎると腰を痛めるから毎日少しずつ。
最初、2まわりがやっとで、大体が開いた足の脛に落ちた(これが結構痛い)。今は15~20回に1回5まわり出来るようになった❣初めて出来た時はえ?回ってる?なんて不思議な感覚だった。何故か頭に”視線が大切”と浮かんできて、視線を上げた直後に出来た。
ダイエットの観点からお話をすると、2週間では体型は何も変わらない。未だブヨブヨしている。ただお通じは少し多くなった。苦なく大人用サイズのフラフープを回せる日が来るのかどうかは分からないが毎日少しずつ努力してみようと思う。
0から1を生むのはとても大きなエネルギーが必要だ。フラフープ一つで大袈裟に表現するつもりはないのだけれど、本当に感動している。ほぼほぼ回す勢いだけで最初二回り出来たものの、よく凹まず続けられた。偉い!自分!と誰にも褒められない自分を褒めている。
ここでやっといて良かったこと、続けられた一つの理由をお話しする。自撮りをしていたことだ。タルタルな体を鈍く動かす自分の姿から目を背けたくなった。認めたくなくて直視するのに時間がかかった。でもそれが自分の闘争心に火をつけたと思われる。視線をあげることに気が付いたのはもしかしたら自分の情けない姿を目に焼き付けたからなのかもしれない。
自己開示
一昨日行った美容室に息子もお世話になっている。たまたま先日同じ美容師に息子の髪を切って貰ったことがきっかけで息子の進路の話になった。教師になるべく試験を受けられる地域に出向いて今奮闘しているが、先日地元の一次試験が不合格になった。他の一次は合格しているのだが、第一志望の試験が不合格というと本人は勿論のことだが、自身も自分のことの様に大分凹んだ。美容師との話でそのことを触れずにはいられない内容になった為素直に正直に話した。いつもならごまかす。オブラートに包む。でも話してよかった。自分をよく見せようとすると嘘ついた感じがしてしまう。それが自分を疲れさせる。
ママ友交流が頭に浮かんだ。数年間経験しているが、子どもを介するとマウントを取る取られるに注視しなきゃならなくなる自分がいた。自分も無意識にしている時もあった。自己嫌悪になったのを思い出す。今は子どもが大きくなりそういう付き合いはなくなってきたから心の平穏が保たれている(ママ友として出会い、一生の友だちが一人出来た。宝物だ。彼女とは子どもの頃からの話が出来る)。
自分をよく見せようとするのは本能だからある程度受け入れようと思うが、そういう自分を俯瞰する自分も存在するから出来るだけ正直でいられる人との交流を目指そうと思う。いや、どんな人でも悪意を感じなければ正直に誠意をもって接していこうと思う。息子の個人情報を勝手に美容師に伝えたことに少し罪悪感はあるものの長いご近所付き合いの間柄、彼に許してもらおう。素直にお話しした後、美容師との距離が縮まったように感じた。
自分が変わると周りも変わってくる。そんな言葉を思い出した。
変化
コロナウィルスで世界が大きな変更を強いられたことにみられるように、人は変化にすぐ対応することがなかなか出来ない。恐ろしさを感じる生き物だからワクチン接種にも戸惑う。身を守る為本能が働く。自身も例にもれず変化に抵抗がある。人より怖がりだとも思う。
ただ、変化しなきゃと思い続けるのもストレスだ。だとすれば、一日一日少しずつ変化していこうと思うようになった。