太宰治の本を二冊読んだ後芥川龍之介を検索した。太宰治は芥川賞を取ったのだろうかと頭に疑問が浮かんできたことがきっかけだ。ネットには太宰治にとって憧れの存在とあった。

読みたくなった。今古本の購入を検索中だ。

症状

いつからだろうか思い出せないがそれが現れたのは少なくとも2,3年前ではない。

突然スーパーカーのレースに使われるフラッグのようなものが視界に現れた。チカチカする。頻度は数か月に一度くらいのペースだ。視界で”フラッグ”が場所を移動したり大きく広がったりした。暫く静かにしてると消失し視界が戻ってくる。

最初は緑内障を疑い眼科に行ったが緑内障ではないと診断された。でもその医師はなんでしょうねぇと言うばかりだった。

何度か症状は出ても緑内障じゃないならと数年放っておいた。でも二年程前突然気になってきて別の医院を受診した。そこは開院したばかりの若い先生だった。やはり緑内障ではなく、眼圧も高いわけじゃない。食い下がり気味に原因は何だと思いますかと問いかけた。以前の医院と同じような答えなのだろうと半ば諦めていたが、”脳神経の末端が痙攣することがあるんです。それが関係している場合もある。ここでは検査できないが”と新情報を与えてくれた。専門の検査をしたわけでも、脳外科の先生に診てもらったわけでもないのに数年悩んだ末に診断してもらえたような感覚だ。本当にホッとした。

その医師は大抵放っておいてもいいものだと思うとも付け加えた。その言葉通り放っておいた。

意外なところから…

次々回読む本を探していた時太宰治が芥川龍之介に憧れていたというを文章を読んだ。じゃぁ大元を読まないといけないんじゃないかという気持ちになった。検索内容を深めていった時芥川龍之介が”閃輝暗点”で自らの命を絶ったという文章を目にした。

最初”閃輝”を”センキ”と読むことも出来なく検索するのに時間がかかった💦やっとたどり着いたその内容を知ると自身の症状に似ていることが分かった。実際違うのかもしれないけれど安堵した。偶然なのか導きなのか分からないが感謝した。

閃輝暗点は偏頭痛が伴うらしいが自身は偏頭痛はない。それを伴わないものもあるらしいが、それは要注意という文章もあった。

脳を調べる選択肢は残っているが眼科医の言葉を今は信じようと思う。5年程前スケートで頭打って硬膜外血腫で入院した時何度かMRI撮ったしその後も何度か撮っていることも後押ししている。

不安

数年不安が重なると心が壊れていくものなのかもしれない。知識や情報がないと悪い方に考えてしまうものなのだ。痛みを伴えばなおさらだ。それが年単位に重なっていくと心が病んでいく。有名作家も例外ではなかったのかもしれない。

眼科医の言葉が無ければ自身もまだ雲の中を歩いていた。今回それを裏付ける、自分が納得できる”症状名”が意外なところから判明し安堵した。実際違っていても後悔はしないだろう。