20代仕事をしていた時は八割が男性だった。出産してからは子どもがブロックを口に入れる心配ない位成長した時期から内職を始めた。データ入力。マンションで知り合った女性が取ってきた仕事をマンション仲間数人で振り分け期限内に提出するシステム。バランスを取りながらだから働きやすかった。女性が多く働く医療事務も経験したが関係は良好。今も時々会って近況報告している。
サービス業
原因は何だろうと考えた時、サービス業だからかと頭に浮かんだ。原因は一つじゃないかもしれない。お客様が付いたり、評価されたりするからかもしれない。そう思いたい。
以前何度か今の職場の雰囲気をこのブログで伝えたことがあるが、陰口当たり前。陰口じゃなくなる位ボリュームを上げてその場にいない人の悪口を言い続けている。ターゲットが休みがちになると次のターゲットに移る。NHK”中学生日記”のテーマになるくらいのものだ。
今は自身が入った時よりも状態が比較的良くなった。場所を意識したりボリュームを落としてくれる。それが顕著に分かるのは新人が定着しはじめたことだ。とても嬉しい。
新人
20代前半の新人が最近入ってきた。家族の食事と祖母の世話をしている頑張り屋さんだ。彼女の面接時前職場の悪口が嫌で辞めたと話していたとのことだったから気に掛けていた。
ある時ボソッと、どうして女性が多い職場って悪口多いんですかねと話してきた。嫌になりませんか。自分は嫌で前の職場を辞めたんですと。早速”洗礼”を受けたと感じた。
”そうだね。でもどこ行っても同じ。職場を変えても悪口ない職場はないと思った方が楽だよ。”と絶望的なことを話してしまった。でも事実に近い。でも気に掛けたはずなのにと後悔もした。
”強いんですね”と返してきた。この言葉で陰で自身の悪口を聞いたんだと感じたがそれは深堀しなかった。
更衣室
数日後、更衣室で二人きりになった。
”何曜日に出勤ですか。”
”〇、△、□曜日かな。”
”二日一緒ですね。”
”どうしたの?”
”一緒だと安心できるんです。”
最高のご褒美頂いた。とても嬉しかった。今までどんなに陰で言われようと職場では愚痴らなかった。悔しい思いを何度したことか。辞めたいと思った。でも頑張ってきて良かった。この言葉で報われた。救われた。最高の言葉。この出会いに感謝している。