韓国ドラマ「マイデーモン」を観始めたのは娘の影響だ。

何度か観てよ~というリクエストを右から左へ流してたが、季節の変わり目が影響した。それはTVドラマが終わるタイミングだ。観るドラマが無くなってしまって何げなく開いたNetflixでそれを検索していた。以下ネタバレ注意

美男美女

韓国には背が高く肌が綺麗な俳優が多い。周りの韓流ドラマファンほど多く作品を見ているわけではないが(職場に詳しい先輩がいる)冬ソナ、チャングムの誓い、花郎、トッケビ、梨泰院クラス等観てきた。どの作品も涙なしでは観られない。心震える作品ばかりだ。

今回、フォルムというジャンルを意識せざるを得なかった。風貌に魅入った。あまりにお顔が美しい✨

今まで観てきた作品の中でマイデーモンの主人公チョン・グウォン(ソン・ガン)は一番のイケメンだと思える。背の高さやスタイルは勿論のこと、目鼻立ちが美しい。透き通った肌、黒髪、黒い大きな瞳、赤い厚い唇。ミステリアスな笑みが最高にゾクゾクさせてくれた。

キム・ユジョンは”雲が描いた月明かり”で初めて観た。キュートなキャラクターがマッチしていた。この作品では喜怒哀楽がハッキリしていて愛らしかった。特に酔っぱらって電球に向かって指を鳴らしているシーンは何度も繰り返し観た。後半になるにつれて美しさが増していった。

美男美女が惹かれ合う姿は心の栄養になる。年齢を重ねても美しく感じるものは感じるのだ(*^。^*)

エキストラに興味を持ち実際撮影を経験したからか、今回は脇を固める役にも目がいった。

敵の存在はそれが大きければ大きいほど物語は盛り上がるものだと思った。一つ一つの表情が憎たらしくてイライラさせるのも演者の力だ。罪を犯してもご飯食べるくらいの意識しかないノ・ソクミン(キム・テフン)の不敵な笑みが”いい仕事してるなぁ”と思えた。勿論それは観終わってから感じたことだ。物語を鑑賞している時は興奮を抑える為一時停止した(≧◇≦)

息子ノ・ドギョン(カン・スンホ)の狂気が凄すぎた。真の悪魔の支配下で狂わざるを得なかった悲しさを後半感じた。非力と自分を評価し事態を野放しにした(せざるを得なかった)母に対して呪いの言葉を吐くシーンもまたすさまじかった。どこからそのエネルギーが生まれるのだろう。

セリフどうやって覚えるのだろう(^▽^;)それに自分の頭から出てない言葉をどうやって自分のものにするんだろう。

笑い

キュートな役が周りを固めていた。室長と秘書のやり取りも可愛かったけれど、それと絡む会社仲間の雰囲気が心を休めさせてくれた。観続けるにはそれが必要だ。深刻過ぎると息が詰まる。笑いが必要なのだ。映画館は自分でストップは掛けられないからそのまま観るが帰るとどっと疲れが出る。自宅で観る作品は自然笑いがあるものが多い。

二つの言葉

デーモンが離れた後秘書が毎日まともな夕食を取らず遅くまで仕事をしているト・ドヒ(キム・ユジョン)に”喪失感を仕事で埋めても心と体が疲弊するだけです。何が問題だったかを考えそれと向き合ったうえで自分を大切にして下さい。時間が解決してくれます”と自分の経験から苦言を呈するシーンがあった。その言葉が心に刺さった。

最後のチョン・グウォン(ソン・ガン)のセリフ”彼女は喜怒哀楽の元”というセリフが刺さった。自身が一番欲していることだからだ。喜怒哀楽を表せる環境が欲しい!!!このドラマを観た意味が分かったような気がする(*^_^*)