自分自身を知らない人はいない。と思いがちだ。自身もそう思っていた一人。しかし最近、過去の自分を肯定し、それがきっかけで徐々に変化をしていると実感がある。平均寿命の半分以上生きていているのに変化している。過去傷ついたことも肯定できてきている。嬉しい。このブログを始めて更に加速している。

直感

直観ではなく直感だと思う。調べてみたら直観は哲学が絡んでいるらしい。そんな知性はない。私の場合は感覚的なものだ。五感を駆使してのもの。で、感じることは直感はほぼほぼ正しいということ。頭で考えるより先に体が動いている。そんな感じ。

運転

知らない土地を運転している時(ナビがない時代)、地図を助手席に置きながらではあるけれどあまり深く考えずにハンドルを切ると目的地にうまく辿り着くことが多かった。

駐車場が満車状態の時、グルグル回ることが少ない。比較的すぐ駐車できる。ラッキーが続くと初め思っていたけれど、そうでもないと思うくらい続く。吸い寄せられる感覚。とても不思議な感覚。

運転しているときは多分あまり思考は働かないのだと思う。だからか、運転が大好きだ。

食品選び

食品選びの特徴を自分で把握してる。手に取る品物の大半がその売り場で一番賞味期限が短いものだということだ。お店側が賞味期限が短いものを手前に置くのは承知している。なので奥に手を伸ばしてみる。しかし、大概手にするのは”短い”品。これは直感なのか。癖とも違う。五感では説明できない現象と思っている。

祖母

実家は自営業。実家を出てから2~3年後位に人の噂が元で経営が傾いたことがあった。離れていたので実感はないが、同居していた一番下の弟が極端な倹約家になったのはこの時の経験が関係しているらしい。

理系出の両親はともに全く不思議な現象を信じない(理系出がその理由にはならないと承知はしている)。物理が大好きな母は特に根っこから否定する。その母が”こればかりは説明できないの”と話してくれた。

客間に床の間があり、祖母が買った一富士二鷹三茄子の掛け軸を掛けたとたん悪い噂が消えて経営が安定してきたという。以後その時のような危機はなかったと聞いている。今も掛け軸はそのままある。

偶然が重なったのだと捉えることもできるがそれにしてもタイミングが半端なく合った。もともと直感は鋭い人だったと思う。説明は難しい。でも目の奥をのぞき込まれるといつも落ち着かなくなっていたと言えば何となく伝わるだろうか…

なぜ一富士二鷹三茄子の掛け軸を買ったのか尋ねたかった。今はもう確認できない。

動画

過去の記憶を消すことがなかなか出来ない。

高校生で18時半の門限等制限が多く、規則を守らないと叩かれ真っ暗な車庫や室に入れられ、父の前では口答え一切ダメ、いろいろな人が出入りするため落ち着かない。…恵まれて育ったと思う。良いこともいっぱいあった。でも孤独を感じ育った。それでいいと諦めて育った。

過去の自分を肯定できたきっかけは最近見た動画。過去の経験があるからこそ周りの人を癒せる。人の役に立つと思えることで自分が変わる。孤独を乗り越える知恵と忍耐を教えてくれたのは家庭環境。そんな内容だった。

そういえばこんな経験がある。

数年前、今の職場は狭い空間で大きな声でいない人の悪口を言う環境だった。いないと言ってもそのスペースにいないだけで天井は仕切られていないので筒抜けだ。私も辛くて何度辞めようと思ったかしれない。でもそれで辞めるのが悔しくて耐えていた。絶対その悔しさを職場や仕事仲間に言わずに。四年位してやっと悪口が職場内では大声では囁かれない環境に変化した。新しいメンバーも定着してきた。

過去を肯定できることの一つになった。書き記しながら感じた。

自分観察

今コロナウィルスの為不要不急の外出を避けなければならない。思うように生活できない日々だけれど、映画、動画、文章作成などを通して自分を知っていく絶好のチャンスと捉え時間を大切にしようと思う。