さわやかな朝だ。快調!!!天気も快晴で障子を通してもまぶしかった。

ロープウェイに乗ろう!!!と早々に決めた。

ただ気がかりだったのは前日電話してきた自己中弟のスケジュールの強要があったからだ。朝9時に旅館を出ろというのだ。知らんがな。マジむかついた。言いなりの母は彼のご機嫌だけが気になるようだった。思わずどうして影響されるのと言ってしまった。

息子も9時半でいいんじゃないと何故か30分遅らせて設定してきた。その基準を知りたい(笑)

忙しい朝になろうとしていた時、母が私もロープウェイに乗りたいと言い出した。

( ゚Д゚)ハァ?

乗車口まで急がなきゃならないし坂道だし、そこまで車で行っても階段を何段も登らなきゃならない。受付までのエレベーターエスカレーターはない。でもしょうがない連れて行こうかと思っていたら母からお腹の具合が自信がないからやめとくという言葉にホッとした。二日酔いの孫とお留守番してくださいと言い、8時前に宿を出た。

絶景

8時の便はもう出発していた。8時20分発の列に並んだ。片道7分、復路は8時40分発。終点にある展望台での時間は10分強ある。十分堪能できると踏んだ。

ロープウェイの登りは進行方向とは逆の座席の方がいいことを学んだ。ついつい子どもの様に進行方向に座ってしまった(笑)目の前に広がるのは急な山肌しかない。立っている人もいたから往路は景色を楽しめなかった。

到着後すぐ展望台に向かった(乗車客の少数はその先を目指してリフト乗り場に向かった)。急な階段が続く。息が切れた。まだあるのかと思って登ったのは久しぶりのことだ。高齢のご夫婦もその階段を登っていたから励みになった。

天候もよく見晴らしが最高だった。同じように見える景色を何度もシャッターを押した。感動すると同じ風景を撮ってしまう様だ(^^♪

ふと熟年?カップルに写真を撮って欲しいと声を掛けられた。実はこれが好きだ。知らない土地で知らない人と話すことがとっても好き。普段は人見知りをするくせに知らない土地に行くと何故かのびのびするのだ(#^.^#)

気が付くと展望台に一人になった。急がねば!復路8時40分発に乗り遅れるところだった。出発直前、最後の一人だった。セーフ(*´▽`*)

今度は進行方向に座れた。到着するまで景色を堪能した。

出発

帰りを待っていた母は本当は行きたかったとカミングアウト。高齢のカップルがいたと話すと”そうでしょ”と。でも展望台までとんでもない階段を登らなきゃならなかったと話すと”でも彼らも登ったんでしょ?足は比較的丈夫なのよ”と。

( ゚Д゚)ハァ?どういうこと⁈お腹が心配だと言ってなかったっけ❓

時間がない中(それも彼女の愛息の要求で💢)裏を読まなきゃいけなかったようだ。自分の意志、欲求は素直に表現する方が幸せをもたらす。時間が遅れる理由が自分にあるなら盾になって愛息の不機嫌から娘を守る勢いがないと割が合わない。絶景を見せてあげられなかったことは申し訳ない気持ちになったけれどどうしても見たければ自分と周りに嘘はつかないことだ。そう思わせてくれたエピソードと言うことにしよう😊

予定より20分遅れて旅館を出発した。約束した場所までナビを入れると4時間と少しかかると出た。途中給油したがそれ以外はノンストップで向かった。到着したのは12時15分。随分早く着いた。弟たちもほとんど同時に到着。

四人揃うのは久しぶりのことだ。息子も今回参加できて良かった。彼と弟たちの交流が娘よりも少なく感じていたからだ。ただ毎回感じるのだが、姉弟三人集まると何故かむずがゆい気持ちになる。姉をさん付けで呼ぶ自己中の弟、皆に気を遣いながらもそこに笑いを含ませる下の弟。どんな年になってもその関係はそのままだからむずがゆいのかもしれない。

滅多に参加できない息子の要望でまたラーメンを食べることになった。喜多方ラーメンに入った。又塩ラーメンを注文した。塩ラーメンが好きだ。

いじり

自覚はあった。北海道で異常に太った。食べ過ぎと思いながら鏡を見ずに生活していた。普段食べないラーメンを何食も食べたのを思い出した(楽しめたから悔やみはしない)。

集合写真を記念に撮ってLINEで送った。それを見て衝撃を受けたのだろう、弟たちは容赦なくそこを突いてきた。自分自身母の倍は横幅があることに目を背けたくなった。自己逃避した(T_T)

白Tシャツにくっきりおへその形が浮いていた(*´Д`)おまけにスカートもはち切れんばかりに張っていた。座って撮るのは今後しばらく止めようと決めた(^_^;)

目糞鼻糞を笑う弟たちにツッコミを入れたくなるのを抑えてとりあえず冷静に自分のことを考えた。これをバネに痩せてやろうという気持ちになった。綺麗になってやろうじゃない(-_-メ)

宴会

夕食は母、弟たち、下の弟の妻、息子と母のおごりで居酒屋へ繰り出した。疲れていたし、太った自身へのいじりが止まらなかったけれど楽しかった。

15時過ぎに食べたデザートが胃にまだ残っていて夕食食べれるかなとビール飲むまで心配だったけれど気にせず食べれた。My胃、恐るべし。

ウェスト-4㎝計画の途中だけど旅行だけは気にせず美味しいものを食べようと思っていた。旅行後巻き返すぞ!

今回の旅行でとてもお金を使った。息子の分は全部自身にかかってくる。薄給だから仕方ないと思うようにした。娘とのバランスもあって15,000円弱は出してくれることにはなっているがその額は一割に満たない。半分は払い終わっているがカード支払いだから残りは来月落ちる。その額に驚かないようにしようと思う。

母との時間を持ちたいと言った息子に応えられたことを嬉しく思う。思いがけず弟たちとの交流も持てた。上の弟に苦手意識を持っていた息子が今回心打ち解けてくれたことを特に嬉しく感じる。

時間も親密な人間関係もお金では買えない。この旅行の写真に映る自分は笑顔しかなかった。行き当りばったりの旅行ではあったけれど、母には少し不満が残ったのかもしれないけれどこの旅行は自分にとって大きかったとそれを見て実感した。