三月は春を感じる季節。別れの季節。彼女は楽しく過ごしているだろうか。

門出

職場の後輩が3/11金曜日で退職した。パートナーと生活するために遠くへ行くことになった。娘と同じ年代だから感慨深い。非常に寂しいけれど挨拶の時はそれを押し殺した。別れ際はさりげなく声を掛けた。身体を大切にねと。肩にそっとふれて。

LINE

その日の夕方遅く彼女からのLINEに気が付いた。

開けてみると…

「本当に仕事に真剣というか人一倍真面目に取り組んでいたのが印象的で。しんどい現場ばかり担当になってるなーと思ったりして…いつか心が潰れてしまわないか心配でした。難しいかもしれないけど自分を大切に生きていてくださいね。」

見た瞬間涙があふれた。湧き出てくる涙。声も出てきて止まらなくなった。

年齢差なんて関係ない。母娘ほどあっても。心を揺さぶられた。理解者がいてくれる心強さや、自分の仕事への態度が正しいかどうかは別としてそれを温かく見てくれていたその目が嬉しかった。陰で個性的な先輩方が”きっと…”と妄想も交えて暗いオーラを放ちお話しし合ってることは肌で感じていて気にしないようにしていたからなおさら染み入った。

最高のプレゼント。

そして旅立ちを心から応援する。