来週火曜日(10/31)で退職する先輩がいる。勤続25年とのこと。数か月前退職すると聞いた時、こんなに働いて貢献していても何も貰えないのよと怒っていた。そういう契約だから仕方ないと心の中で思っていたから同意も否定もせずその時は流した。彼女は熱い人なのだ。

抵抗

昔からの教えに彼女は忠実で厳しい人だ。自分も先輩にきつく当たられ成長してきたと察することはできるけれどされてきたことをそのまま後輩にしようとする様は今の時代滑稽だ。少なくとも自分からすれば抵抗感が半端ない。彼女と仕事をしてきて何度家でブチ切れたかしれない。時に紙に感情を殴り書き、時にワードで心を整理しながらもキーボードに怒りをぶつけた。

顧客の前でも”あんたぁ~”と叱咤する様は異様だ。女王様か何か憑依してるのかと思えた。

先輩だからとこちらが何も報告しないと相手は自分に非があっても口を閉じる。それが悔しくてタイミングが合って同僚に質問された時には所要時間と対応した人物、内容等事実だけを話すことにした。それでなんとかそれ以上バランスを崩されないように対処したこともあった。

政治的な思想を押し付けてこられた時には特に閉口した。○○政党の△△を支持していては日本がダメになる、☓☓政党に指示した方がいいと強い口調で選挙の時など意見をごり押してきた。仲間内で心の内を吐き出さずにはいられなかった。

愛嬌

過去色々ありながらも寂しく感じるのは時々お腹をくすぐられるような言葉を発するからだ。具体的には思い出せないが彼女がそれを発すると笑い転げていた。他の人は笑っていないのに(^・^)不思議だ。

また、昼休みや仕事終わりのお茶の時間は子どもの様に甘える口調になったりしてそのギャップが激しい。基本お茶目な人なのだ。

後輩

一昨日の仕事終わりのお茶の時間、その先輩と後輩が最後の時間ということもあって少し長めになった。

後輩はその先輩に”本当に辞めるんですかぁ””もっと教えて欲しいことがいっぱいあるのにぃ”と少しシナを作ったように何度もみんなの前で言っていた。滅茶苦茶違和感あった。”それは自身以前の後輩が受けていた言葉や態度を知らないからだ”と言いたくなった。

時代の流れも手伝って彼女の行動に制限を掛けることが出来たお陰なのにと複雑な思いになった。前の時代を知らない人が良いことばかり言うことに仕方ないとはいえ抵抗があった。

またその後輩の言葉に乗じて退職する先輩のマブダチ(自身の先輩)も発言した。今はパワハラになるからねと。そのとーり!と心の中で叫んだ。今回退職する先輩よりそのマブダチが今会社で問題になっているのだ。パワハラが過ぎる。それと気づかずに発していて店長に諫められること数えきれない。

日々感謝するという言葉がふとここまで書いてきて頭に浮かんだ。

”心地好い環境”は自分の知らないところで誰かが我慢し努力し改善してくれてた成果なのだ。だから日々感謝することが大切なのだと。一日の最後に感謝しようと思った(*´▽`*)気付けて良かった。