昨年12月から服用している薬がある。自覚症状はないのだが健康診断で出た数値の関係で内科医の指導の下飲み始めた。
それは以前一度服用したが顔色が変化したと感じ血液検査をしてもらったことがある薬だ。その結果はノープロブレムだったため同じ薬を12月処方された(診察室では以前とは違う医薬会社のものを出すと言われたはずだが聞き違いだったのかもしれない。血液検査で問題なかったからそのままにした)。
変化
仕事が繁忙期の12月、左脚付け根に痛みを感じることが多くなった。股関節通かもしれないと不安になった。年齢的にも不思議じゃなかった。でも忙しくて病院に行くことは考えられなかった。
今年に入って娘夫婦、息子との付き合い等で心を割き自分の体調に向き合うことなく過ごしたことが影響したのだろう一月の中旬10日程熱が続き体力を奪われた。そのせいもあってか歩くのもシンドイほど左脚の大腿の中央から少し上部分がヒクヒクするようになった。痛みが移動するのかその時は股関節というより大腿部だった。
ウォーキングしても痛みは感じずいつもと変わりなく歩けるのが不思議だった。
痛みを感じるのは座っている状態から立ち上がる時が多いようだ。朝ベッドから降りて歩くとき、椅子に座って立ち上がって歩くとき、自転車や車から降りた直後もそうだ。急に生活し辛くなった。12月は時間が少し経てば痛みが紛れたのに今年に入ってからは仕事で同僚と歩く時足を引きずる程になった。ごまかせなくなってきていた。
悪化速度が急激で不安になった。Web CMの影響もあり脊柱管狭窄症なのかなとも思えてきた。50代前半で股関節を手術した高校時代の友人の顔が頭に浮かんだ。整形外科受診を考えるようになった。
閃き
脈略なく突然頭に浮かぶことが時々ある。飛び込んでくると言った方が近いかもしれない。今回も二月に入ったある日突然頭に文字が浮かんだ。
この表現はとてもスピリチュアルな感じがして少し抵抗があるがそうなんだから仕方がない(昔から不思議な世界が好きだったり、タロット等占いは好きだけれどその目的は”ワクワク”だったり自分を高める言葉を貰う為なのだと自己分析している)。
それは処方された薬の注釈だった。「筋肉痛」の三文字だ。
受診
整形外科に行く前に内科に行って症状を伝え薬を止めていいか聞きに行くのが一番最初にすることだと思いすぐ行動した。
処方した内科医は”筋肉痛の症状としてはダル重い感覚だと思う”と薬の影響じゃないとしながらも一度止めて様子を見てはと付け加えた。三日止めると薬の影響はなくなるはずだからと。確かめるならもう一度飲み続けると症状が現れるはずだと言ったが確かめたくもないと思った。自分の身体で実験はしたくない。
取り敢えず医師に了解を得てホッとした。
結果
止めて一日目から変化があった。寝ぼけながらベッドから出てトイレに行く時スムーズに行けた。いつもなら痛みで眠気が飛ぶのだ。でも少しヒクっとするくらいだった。
日に日に痛みはなくなっていった。
薬を止めて今現在六日目だが痛みを感じない生活を取り戻せている。
医者の言うことを聴いて注意事項や処方を守ることは大切だけれど(抗生物質を自己判断で途中で止めない等)、疑問があればすぐ質問し、一般的な症状をそのまま鵜呑みにせずたとえそれが自分の症状と違っていても試せるなら試すことが何より大切だと今回痛感した。勉強になった。
それと…誰しもが持っているだろう第六感、閃きは信じるべきだと感じた。
これはまだ内科医に報告していない。薬の知識を頭に少し入れてから行こうと思う。