触れ合いは心に安定をもたらす。
何がきっかけでそうなったかは覚えていないが、職場でよくハグする人がいる。彼女も自分も仕事でしんどい時ハグすると自然硬くなった心が解れる。リセットできる。次の仕事も引きずらず取り組める。
でも相手によっては価値観の違いやすれ違いなどで傷つくこともある。ストレスの9割は人間関係とドラマ”何曜日に生まれたの”でそういうセリフがあった。ネットで調べてみると少なくとも7割はあるみたいだ。
最近は名前を名乗らず直接会うこともなく、ネットだけで繋がることもできる。それだけでも孤独から解放される時もある。ネットなら直接傷つくこともない。
きっと疑似でも触れ合いたいと思うのは本能なのだ。
華
子どもとの交流の一つに”Nissy”が存在する。
娘が学生時代夢中になったことがきっかけで息子もそれに自身もライブに行きファンになった。歌唱力やダンス、ルックスは勿論だが、半端ない愛嬌が彼のもっとも大きな武器のひとつだ。彼の音楽をほぼ毎日聴き、YouTubeも観る。
今年夏から始まったNissyの握手会に参加するかどうか娘は迷っていた。抽選で当たるかどうか分からない握手会に申し込むのにファンクラブに入らなければならなかったのが迷った理由だ。生活費でかつかつだからだ。でも締め切り2日前申し込んだとのこと。自身の後悔するよという声が頭の中を駆け巡って自然指が動いたらしい(笑)
引くくらいくじ運がある娘は今回も握手会へのチケットをすんなりゲットした。めちゃめちゃ羨ましい。でも日が近づくにつれ何だか自分が行くようなワクワク感が湧いて来て一週間前から彼女の体調を気にし、前日は早く寝てねと声を掛け、当日LINEで悔いの無い様にねと送り出した。自分が行くわけでもないのにドキドキした(笑)
彼女も握手会が終わってすぐLINEしてきた。行って良かった!!!顔が15㎝まで近づいたんだよ!!!!と興奮が止まらなかった。顔を見れなかった!!!なんで見なかったんだろう。ドキドキし過ぎて見れなかったんだけどやっぱり見たかった!!!!!もう一度行きたい💛💛💛
近く追加公演があるらしく少ない枠にもう一度挑戦すると言っていた。今彼女の雰囲気が華やいでいる。眼が💛になっている。スマホの待ち受けもNissyのドアップに変わり、開く度に”目が合う”と言っている(笑)触れ合うことがどれだけ大切なことか実際会っていない自身が感じ取れた。
問題
握手会には若い女性中心に来ているようだった。でも中には子どもと一緒に来ている親もいたらしい。その子どもは大学生に見えたと言っていたから親は50代前半の可能性がある。70代に見える女性もいたとのこと。それを聞いて挑戦すれば良かったと少し後悔した(笑)もうちょっと積極的になれば良かった(*´Д`)
とはいえ、母親と一緒だと彼女の席が良い場所に取れないのではと懸念したことも今回参加しようと思わなかった理由の一つだった。彼女の毎度の引きの強さは神がかりで邪魔をしたくなかった。実際彼女の席は肉眼でNissyを見れる程の距離でそれも正面に位置していた。凄すぎる( ゚Д゚)
”邪魔をしたくなかった”というのにはそう思えた具体的な原因がある。ある超有名なシンガーのライブに行った娘の友だちの話を思い出したのだ。そのライブに参加した友だちは二人いたのだが、若くきれいな友だち一人だけ会場スタッフがライブ前声を掛けたそうだ。”良かったら、アリーナ席に来ませんか”と。見栄えを気にしていると捉えたそうだ。その後彼女たちはどのような選択をしたのか憤りが激しすぎて覚えていない。誘った意図は分からないが、見栄えを考えて声を掛けてきたと彼女たちに思わせたことが問題なのだ。友人との間に亀裂を生みかねない誘いをするということが信じられなかった。ただただそれが強烈に頭に残ってしまっていた。
前回娘とNissyのライブに行った時最上階の中央寄りの席だった。それでも充分楽しめたけれど、もしかしたら参加したのが友だちとならもっといい席だったのではとついつい思ってしまった。文章打っていて非常にネガティヴだと思うが前述のことがあるだけに今回は参加しなくて正解だったと思っている。娘の目が💛になっているだけで充分幸せだ。
課題
人が楽しそうにしていたり、無邪気に笑っている姿を見るのが好きだ。
YouTubeでNissyの握手会に参加するであろう男子が握手の練習をしている風景を最近見た。楽しそうだ。微笑ましい。観てるだけで幸せになれた。老若男女問わず魅了するNissyのエネルギーは半端ない。これからも活躍していて欲しい(見続けていればその内愛嬌の半分はうつるだろうか( *´艸`))。
昨日久々に近くのスーパーで三か月以上会っていない知人に声を掛けられた。店が混んでいたしパートナーと一緒だったから短い会話だったけれどそれだけで心が和らいだ。
心が和らいだ瞬間、ワクワク、ドキドキを”集めて行けば”安らぎが継続していくだろうか。意識してみようと思う。