”最初”の映画
ドラえもん以外の映画で初めて観た作品は”オーメン”(テレビ放送で)。
怖いもの大嫌いになった原因のひとつ。中学生になったばかりの時、姉弟三人で観た。
神様に盾突く悪魔系は苦手。小さい時からなぜか不思議な力を信じている自分にとって、なんだか本当に起こりそうで怖かった。当時、姉弟三人のうち一番上の自分が怖がるのは抵抗があって最後まで頑張って観た。
後悔した。一晩中寝られなかった。母のベッドまで行って寝られないと訴えた。(過去一晩中寝られなかった作品がもう一つある。”リング”だ。最初の作品。真田広之さんと松嶋菜々子さん共演の。闇が連鎖するのは本当に苦手。)
今からすれば色んな残酷シーンは技術的には”そうでもない”が、音楽や役者の表情は今でも恐ろしい。古びた映像も恐ろしさを倍増させる。
昨日職場の先輩とオーメンの話になって(私が話題を振った)、先輩はあの当時の技術での残酷シーンだからこそ恐ろしさを感じると言っていた。感じ方は人それぞれ。今度観るときは先輩の言葉を意識して観てみようと思う。
苦手なジャンルの映画でもこうやって表現出来る。やりとりして新しい見方も出来る。楽しい。
大人になって気付いたアクション好き
マットデイモン主演のジェイソンボーンシリーズが大好き。緻密に計算されたたちまわりでスピーディーに表現されている。わくわくする。自分がそこにいる感覚になる。体のどこかに力が入っている。
トム・クルーズのミッションインポッシブル/フォールアウトは映画館で観た。最後は絶対大丈夫と思って観てるけど、本当にハラハラドキドキする。息つく暇がない。ここが足を痛めたシーンかと思いながら観る映画もなかなかないと思う。日常で感じることできないハラハラドキドキを感じさせてくれる。
最近はイコライザー2のあるシーンを何回も再生している。主演デンゼル・ワシントンが運転する車でのアクション。すごくきれいだ。駐車してる車にわざとあてて相手を思い通りにさせなかったり、走行車には寸でで接触を回避する…そこに主役の能力の高さを表現していたり…それになぜか私にとってつっこみどころがあるシーンなのだ。
好きなシーンはまだある。ここではあまり触れないけれど、自分を狙うグループに囲まれて放つデンゼル・ワシントンの言葉に痺れる。
実はこの映画、最初から観ていない。今月末フルで観る予定。楽しみ。(途中から観ることが最近多い。)
映画は私にとって栄養源。今後も映画について時折触れていきたいと思う。
