一番の課題だ(笑)
声
帰省時家にいると仕事場の父からの電話を取ることが度々あった。ある時ハイと出た娘に父は母と間違えてそのまま話そうとした。でも直ぐに”なんだ、○○か。お母さんは?”と。”すぐにわかったよ。愛想がないからな。”と余計な一言を放った。
母とは他の人からもよく電話で間違われる。声質がとても似ている。只話すペースが違う。勿論内容も。自身は要点だけの話がほとんどだ。母は小鳥がさえずるように間を空けず喋る。頭の回転が速いのだと思う。
羨ましいと思う。いつも話の意図が見えてしまう自身はいつも要点だけになりがちなものだからぶっきらぼうに人には映る。色んな装飾を施した方が受け取る方も話が弾むのだろうが分かっていても未だにできない。
道端で
四日程前のことだ。仕事で通りかかった道端で前から茶の猫が歩いて来た。道の真ん中を自身に向かって真っすぐ歩いてくる。後ろに誰かが立っているのか?それとも目には見えない何かが自身の前に存在していてそれに反応しているのか?こちらがたじろぐ位の堂々としたウォーキングだ。
50㎝手前で突然ゴロンと仰向けになった。見知らぬ人にお腹を見せたのだ。驚くと同時に嬉しかった。首輪で飼い猫だと分かった。なるほど愛され上手なのだと思った。でも野良猫であっても身を摺り寄せてくる子もYouTube動画で見たことがある。要は野良猫であっても飼い猫であっても人見知りしないのはその子の性質なのだろう。
そっと撫でた。するとすぐ満足したのか離れていった。散歩を楽しんでいるようだった。
羨ましい。愛嬌、それが自分にあったらなら人生変わっていたかもしれない。あの子は”いなかっぺ大将(漫画)”のにゃんこ大先生に違いない。愛嬌とはこういうものだよと(笑)
酔い
ぶっきらぼうで愛想がない自身にも唯一1.5倍位愛嬌が増す特効薬がある。お酒だ。
底に眠っている?もう一人の自分が目を覚ますのだ(笑)お酒の力を借りるなんて非難する人もいるかもしれないけれど、それは自分を解放する手段でもある。人を傷つけないのなら大丈夫と自分を甘やかしている(笑)
学生の頃は酔った時のことを後悔することが多々あった。翌日朝、前の晩の記憶が徐々に自分を襲ってきた。その度悶え苦しんだ。もう深酒はしないぞと心に誓うものの暫くするとまた呑む。それを繰り返した。体力あった(笑)でもそれが話のネタになっている。なんだかんだ言って楽しかったのだ。
社会人になってからは自制することが当然多くなった。同僚と吞むとき、時々周りが酔わせようとすることがあった。昔の”職場あるある”だ。しらふの時とは雰囲気がかけ離れているから陽気な面に”出会いたい”時はお酒を勧めるようだ(普段どんだけ陰気か自分には分からない💦)。
今皮膚科で処方されたアレルギーの薬の関係でお酒はNG。もうすぐ4週目に入る。後二週間分出されたからそれまでの我慢だ(笑)でもこの機会にもう一人の自分を”底”から引っ張り出す他の方法を見つけ出したいとも思っている。