先月誕生日を迎えた。年を重ねると年齢を考えたくない力が働くのか時々何歳だったっけ?と思う時がある。日頃意識していないこともあるのかもしれない。誕生日は一年に一度強く認識する日になる。

イオンエフェクター

Panasonicのイオンエフェクターなるものを娘から貰った。彼女は毎年色々考えてくれていてプレゼントしてくれる。めっちゃ幸せな気持ちになる。事前に用意する繊細なところが好きだ。そして贅沢出来ないところから捻出するのが充分分かっているからとても彼女の心を感じて嬉しさが溢れる。

お金の心配をするのが昭和の時代の親の常識パターンのように思う。自身も両親の誕生日にはプレゼントを贈っていたが必ずと言っていいほど懐事情をまず最初に心配された。照れ隠しもあるとは思う。上手に喜べない不器用なところがあるとも察する。でもその時受け取った感情を憶えているからか自分の場合はどんな場合でもその気持ちを素直に喜ぶと決めている。

今年は、綺麗でいよう、努力しようと思えた誕生日になった。

初めてのプレゼント

ケチ、ではなく(笑)倹約家の息子に物をプレゼントされた経験は今までにない。小学生の頃”肩たたき券”やお手紙をプレゼントされたことはある。今でもそのお手紙は保管して大切にしている。

今回珍しく何が欲しい?と誕生日に言ってきた。又言葉だけだろうなと思い、今は思いつかないと返事していた。しかし数日後また聞かれたのでBTSのダイナマイトが入ったCDが欲しいと伝えた。突然思いついたのだ。一緒に踊りの振り付けをあーでもないこーでもないと研究したBTSのダイナマイトは彼との思い出が詰まった曲なのだ。一番のプレゼントだと感じた。

三日後、ブルーレイ付きの”THE BEST”と、自身が購入すると決め一緒に注文して貰った”Butter”が届いた。でも結局Butterも息子のプレゼントになった。素直に喜んだ。嬉しかった。(数日後、車に録音させたのだったらメルカリで売らない?と言ってきた。彼らしくて苦笑した(笑))

受け取り上手

両親からはいつも一番上なんだからと言われながら育った。すぐ下の弟、五歳下の弟の面倒をみるのは当たり前。小学校の低学年、中学年はぼやけていたけれど、高学年になった頃から高校生まで何かの長をしていた。PTAでは副会長をした(ぼんやりしていたらさせられていたといった方が近い(笑))。

その影響か、人にしてもらうことが苦手になった。

最近は苦手なことに挑戦してみようという気持ちが沸き上がってきているが(フラフープ挑戦もその一つ)、その一つに受け取り上手になろうというのも付け加えてみた。

職場の30代前半の後輩の受け取り上手な姿が刺激になっているとも思う。色々なところに”先生”は存在する。年齢は関係ないのだ(*^_^*)

今年の誕生日はとても温かく感じた。素直に受け取り喜べた。幸せを感じた。