子を育てるうちにどんどん自分のことが後回しになっていった。育てることはとても重要な任務で大切で大変なことだ。疲れたと感じる暇もないほど忙しい。勉強が遅れないよう、いじめられないよう何をすればベストなのか常にアンテナを張り巡らしていた。子どもが小中学生の頃はお母さんて老けてるねとかダサいねと友だちにコソコソ言われないよう気を付けていた(そう努力していてもその甲斐なく何度か”どうしてママはそんな年なの?”と子に言われたことがある(^_^;))。
物持ちの良さ
子が大きくなり母親が友だちの間で噂のネタにならなくなると服装が一段とラフになり、何年も同じ装いになった。
UNIQLOで10年前に色違いで買った袴のようなパンツを夏は交互にはいていた。昨年までは。今年は余りに色あせたから一新することにした。あまりに暑い日々が続いたこともその原因。ワンピースが一番涼しいことに気が付いたから今年はそれ中心に購入することにした。もうすでに二着買った。七月末からバーゲンが始まるからまたその時購入を検討しようと思う。
冬物は自分で買ったものはあまりない。ジーパン位だ。後は母に買って貰ったセーター(誕生日プレゼント交換をしている)を数年間着続けている。色合いはシックだ。グレー、ベージュが多い。今年は少し明るい色目の物を増やそうと思う。
色を楽しみたい。
撮影
コロナ非常事態宣言当たりに眠れなくなり体調を崩したことがきっかけで死ぬまでにやりたいことをやろうと決めて動いたことが最近少しだけ動いた。
一年程前エキストラを経験したくてある会社の面接を受けていた。でも登録するのに3万円強必要で今までスルーしていた。しかし数日前担当者から連絡あり色々なところから需要があり人が足りなくなっている。一週間だけ登録が2万円になるキャンペーンがあるけれどどうしますかと。ワクワクする何かを求めていたし何かの縁でその会社に接触したから今回登録することにした。
先週月曜日がその登録日だった。衣装を三着用意し向かった。子どもの行事ごとに写真は撮ってもらっていたけれど、自分だけのことでプロに写真を撮ってもらうことは初めてだった。
緊張した。その前の晩はよく眠れなかった。元気が出ない位の睡眠時間で目の下のクマはいつもより黒く見えた。バス電車と乗り継ぎ所要時間は一時間なのに二時間前に家を出た。面接日は駅を降りてグーグルマップを使いこなせないのになんとか自力で辿り着こうと暑い中歩き回り大汗をかき人に聞きまくり時間と体力を使ってしまったから今回は駅員に目的地を表示し最適出口を教えて貰った。そのおかげでほぼほぼ迷わず行けた。前回と出口が違ったためか全く違う景色だった。グーグルマップを使いこなしたいけれど人に聞く方が自分に合っていると思った。
担当カメラマンは緊張をほぐすため子どもの時の話やら故郷のことを聞いてきた。自分の経験も交えて話してくれた。そのお陰でリラックスしてきた。物腰が柔らかであることがカメラマンには必要なのだと思った。ドラマで”いいよぉ~””いいねぇ~”等チャラチャラした言葉で対象者の気持ちを上げるものだと思っていた。そんな彼も”黒のワンピースに黒の透けたカーディガンを羽織るというのがいいですね”と褒めてきた。表情と声のトーンが自然で優しく感じた。素直に嬉しかった(褒めるって大切なことだ(笑)分かっちゃいるけど実践が難しい。子育てで痛感した)。
早実行
夏は暑くて汗をかくから肌触りがよく気軽に洗えるものがいい。高価なものは買えないから自分が目を引いたもののうち出来るだけ安いものを今年は積極的に買いたい。実は今日地元の小さなショッピングモールに入っている洋服店に飾られていたスカートが目に入ってきた。一度はスルーしたけれど後で気になるよりは試着しようと思い引き返した。結局展示されたものと色違いの物をセール価格ということもあり購入した。太って見えるのが気になったけれどどんなスカートもそう見えるからと思い直した。今ワクワクしている。
職場の同僚は比較的控えめな服装の人が多い。子育て中の人が多いからかもしれない。自身もその一人だったけれどこれからは無理しない程度におしゃれを楽しみたい。